新時代のビジネスモデル
サブスクリプションとは
物が売れずに、すべてがサービスとして提供される時代には、顧客との長期的なリレー―しょんシップが成長の鍵となる。
サブスクリプションという言葉をご存じでしょうか?
分からない皆さんも大丈夫です。
それでは、ネットフリックスやアマゾンプライムならどうでしょうか?きっとこの言葉なら利用している方も多く耳なじみあると思います。
これらのサービスこそが、サブスクリプション型のビジネスモデルなのです!
サブスクリプションとは、定額課金型サービスです。顧客が製品にお金を払うのではなく、権利を買うことでサービスを自由に利用するビジネスモデルである。
製品からサービスへ
これを聞いたあなたは、「それがどうした???」と思うかもしれない。しかし、これは今までのビジネスを大きく変える考え方です。なにが変わったのか図を用いて説明していく。
【古いビジネスモデル】
製品→チャネル(流通経路)→顧客
古いモデルでは、企業は「製品を市場に出す」ことを、出来るだけ多く売ることを目指している。
ここで重要なのは、製品が売れれば良く誰が買ったか重要ではないのである。
【新しいビジネスモデル】
顧客→経験→サービス→チャネル(サービスを届ける手段)
新しいモデルでは、企業は「顧客から物事を発想する」ことで顧客のニーズを満たしてく。ここで重要なのは、顧客と双方向のつながりがあることである。
顧客一人一人が異なる顔を持っているということを認識し、その認識の上にビジネスを構築して成功している。
時代の変化ーアドセンスからnoteへ
重要なのは、顧客に寄り添いサービスを提供することである。 この意識は昔より強くなっている。その変化の表れが「note」の台頭ではないだろうか。
以前のブログ界隈では、ブログを投稿しアドセンスで収益を上げる仕組みだった。最近そのスタイルが、noteに変化しつつある。
その理由は、SNSを通じてフォロワーとつながりニーズを直に感じて調査していくなかで、作成することが出来ることが強みになっているのではないでしょうか。
ブログ→チャネル→読み手
読み手の需要→チャネル→note作成
何度も強調するが、顧客との繋がりが重要であり双方向の繋がりが強いほどいい。
まとめ
最後に本著でしっくり来た考え方を載せておきます。
これからの時代は状況に応じて、必要な時に提供されることを期待している。彼らは車に乗りたいのであって、所有したいわけではなく、ミルクが飲みたいわけであって、牛を飼いたいわけではない。
顧客の需要は時代によっても変化します。まずは、自分自身が顧客の立場に立って時代の流れを言語化する作業が必要なのかもしれませんね。