一体僕たちは何を議論しているんだろうか
新宿から小田急線で20分ほど乗っていると千歳船橋という駅がある。
駅から出てすぐそばにある世界的人気レストラン、マクドナルドでお昼時に優雅にコーヒーを飲みながらイキリながら寿司打というアプリをカタカタしている奴を見たことあるどうか?
その男性は十中八九、僕である。
そしてその男性は、尋常じゃない眼差しでレペゼン地球を見ている。
そんな時折、こんな記事が目に飛び込んできました。
学校の教員が給食を持ち帰っただと、、、
なんだそんなことか。
概要は以下のようになっている。
60代の高校教諭が廃棄予定だったパンなど約31万円持ち帰っていたことが告発文書により発覚。市教委の調査に、教諭は「廃棄するのが勿体無いと思った」「用務員が廃棄する手間を少なくしようと思った」と動機を話す。
コメント欄にも賛否の意見が寄せられている。
「 制度上はダメなんだろうけど、倫理上はありだと思う。」
「食べ物を粗末にしたくない気持ちはわかるけど、そうする前に上に提案すればよかったと思う。一人で解決しようとしたらいけないと思う。」
「先生の処分だけで終わらせては問題の解決にならないと
思うのは私だけでしょうか?」
この記事を見た僕は、一瞬文字認識ができないのかと思った。
ある意味誤解を招くかもしれないが、たかだか31万相当の廃棄される予定の給食を
もちかえっていただけではないのか???
それをまるで国家予算を金額を横領したのごとく
「学校救育の信用を著しく失墜させてしまった」
なんて真面目な顔で言われて、私は軽いパニックになってしまった。
きっと彼は、発覚した後も鬼の首を取ったのごとく
尋常ではない批判を浴びただろう。
確かに、理由はともあれ廃棄されるものを持ち帰るのは
グレー行為であることは間違いない。
しかし、問題の本質はもっと違うところにあるのではないだろうか。
フードロス問題
学校の古くからのルール
いじめ問題などなど、、、
いじめ問題もそうだが、今の教育現場の現状はトカゲの尻尾切りのように
本質の外側を切り問題に蓋をしている。
最近では、教員採用の倍率が規定値を割ってしまったことも話題に新しい。
一体これからの学校はどこへ向かうのだろうか。
まずは問題の本質を定義し、一歩づつでも前に進む努力が必要なのでは
ないのではないだろうか。
物事には正解はないからこそ難しいが、当事者意識を持って
みんなで考えるべき問題かもしれませんね。