関の備忘録

私立文系大学生。日々の備忘録。

地方創生?寝言は寝て言え!!

 


f:id:morninglive0700:20191220214901p:plain

 

こんにちは!!                     
関です!!

まず結論から言いと僕は地方創生という言葉が嫌いです!!

最近は「地方創生が大事!!」とオウム返しのごとく聞きますが、
皆さんは、地方創生という言葉を聞いてどんなイメージを持ちますか?

地方は活気がない。シャッター街で街が静か。地方の町には人がいない。。。。
恐らく、大多数の方はネガティブな印象を感じている方が多いと思います。

しかし、実は地方創生の課題はこのネガティブな印象に課題があると感じます。

地方は衰退している。地方にいる人が可哀想だ。

この認識が地方創生の一番課題だと私は定義します。

目次

 

地方の現状

そもそも、地方創生という概念はいつから生まれたのだろうか。

国民所得倍増計画」が都市と地方の格差の是正 を取り上げたのが 年。最初の過疎法である 「過疎地域対策緊急措置法」が  1960年の時限立法と して制定されたのが 1970年。農村地域工業導入促 進法が制定されたのが1971 年。このテーマは、半世紀以上も政治のアジェンダに載り続けている。 ということは、数々の施策を講じながら、いまだ に解決できていないということである。

つまり、地方創生という言葉は形を言葉を変えただけで昔からあったのである。

それなのに、なぜ現代でも地方活性という概念があるのか。
それは都市から見た地方民の偏見があるからです。

電車が来なくて不便そう。買い物も大変そう。空き家が多くて寂しそう。

これは私も一度は考えたことがあることです。

しかしこの疑問を実際に、地方の方に聞いたところ大多数の方が
「そんなこと考えたことなかった、もう昔からだからそんなもんだよ笑」

また以下のブログでも地方創生に疑問を感じています。

izuokoshi.com

 

もし地方は衰退している!!可哀想だ!!と思っている方がいるなら
ぜひ一度考え直してみてください。

世間の認識

 

 

f:id:morninglive0700:20191220215530p:plain

あ!!この感じだよ!!やっぱり地方は衰退しているじゃないか!!

確かに多くのメディアや学生がこのような写真を使って、不安を煽る。

ちょっとそこの君。一度落ち着いて下記の記事を見て欲しい。

togetter.com

 

 

要約すると、
都市から徳島に来た筆者がシャッター街を見て寂しい街だな〜と感じていた。

しかし詳しく調査すると、徳島の人口は20年間でほぼ横ばい。
しかも、元々徳島は車社会なので郊外にできたショッピングモールを活用しているので生活に不便はないことがわかった。

この現状に筆者は次のようにコメントしている。

結果、外部から来た人は、寂れた商店街しか見ず、「地方都市は寂しいなあ」との印象しか受けない。
観光地じゃなければ、外部の人の印象なんてどうでも良いとの意見もあろう。
しかし、「こんな寂しい思いをするなら、もう来たくない」と思うのも事実だ
徳島だけの話じゃないほぼ日本中の地方都市全て

つまりこのことから、
世間の認識(都市圏)と地方の認識にギャップが生まれていることがわかる。

地方の行く末

現実と世間の認識に、挟まれた地方はどこに向かっていくのだろうか。




あっでもこれ決めるの国でもなく企業でもなく
実際に住んでる人たちだ!!笑

ごめんなさい。。。5.6時間考えたんですけど、今の僕にはこのレベルの考え方しかできませんでした。地方創生に正解はないと言います。しかし、これから視座をあげて課題を見つけていくのが僕の個人的な目標です。

僕たちのできること

僕たちは一体、地方創生に向けて何をするべきなのだろうか。

それは、やはり現状の地方に対する理解が大事なのだと思う。

確かに、地方は相対的に見れば衰退してきており今後数年後にはもっと大きな社会問題になっているだろう。しかし現状の世間の認識では問題の本質を理解しておらず的外れな議論を繰り返すばかりであろう。

今後僕たちが、地方経済のことを真剣に考える日はきっとあります。
その時のためにも、思い込みや偏見で地方を語るのではなく実際に地方に行き
自分の目で見て、自分の口で話、地方に対して理解する姿勢を作ることが大事に
なってくるのではないでしょうか。

 

以上