関の備忘録

私立文系大学生。日々の備忘録。

成功への抜け道。サードドアを見つけろ。

 

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サードドア

きっと、どうすれば成功者になれるか考えることがあるでしょう。

 

どうやってスティーブン・スピルバーグが史上最年少で映画監督になれたのか。

どうやってビルゲイツIBM相手に、無名で販売できたのか。

 

それは彼らは、一般人とは違う扉を潜り抜けてきたからだ。

 

その道のことをサードドアという。

 ・人生には3つのドアがある。

本著では、大学生の主人公が成功するきっかけを探す物語である。

彼は、南カリフォルニア大学に通う医学生だ。しかし、ある時に感じてしまう。

 

「本当のところ何に興味があるんだ?何を専攻したいんだ、どう生きたいんだ?」

 

その気づきから彼は、世界の著名人はどうやってキャリアを踏み出して現在に至ったのか調べ漁った。しかし、どこにも詳しいことは書かれていなかった。

 

ここから彼の答え探しの旅が始まった。クイズで賞金を稼ぎ、失礼なメールを何度も送り、世界中を飛び回りながら答えを探した。

 

ティーブンスピルバーグビルゲイツレディー・ガガ...多くの有名人にインタビューをしたなかである答えに気づく。

 

人生、ビジネス、成功。

常に3つの入り口が用意されている。

ファーストドア: 正面入り口だ。長い行列が弧を描いていき続き、入れるかどうか気をもみながら、99%の人がそこに並ぶ。

セカンドドア:VIP専用の入り口だ。億万長者、セレブ、名家に生まれただけが利用できる。

それから、いつだってそこにあるのに、誰も教えてくれないドアがある。

サードドアだ。

行列から飛び出し、裏道を駆け抜け、何百回もノックして窓を乗り越え、キッチンをこっそり通り抜けたその先にー

必ずある。 

 

ファーストドア:これは一般人が通る道だ。みんなやっているから見つけるのは簡単だが、チャンスが来るのは難しい。

 

セカンドドア:VIP専用の入り口で、すべてを有利に進める勝ち組ルートだ

 

サードドア:ゴールまでの裏道だ。常識に捕らわれずに、課題に対して取り組む。

      前に進む力とやる気があるものだけに開く扉だ。

 

正面からの視点だけでなく、視点や考え方を考える重要性を本著では教えてくれます。「成功への抜け道」が気になる方は是非読んでみてください。

・作者はただの大学生!?

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アレックス・バナヤン

作家

1992年8月10日、カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。

19歳でシリコンバレーの投資家になった大学生。世界最年少のベンチャーキャピタリスト、米国クラウン・パブリッシャ―ズ史上最年少契約(出版契約)。アップル・グーグル、ナイキ、IBMなどの著名企業で講演を行う。

大学一年生の期末試験の前日、米国の有名なテレビ番組「プライス・イズ・ライト」に出場して優勝し、商品の豪華ヨットを獲得。それを売って得た金を元手に、世界屈指の成功者たちから、自分らしい人生のはじめ方を学ぼうと旅に出る。

 

何度も説明に出てきているが、この著書は大学生である。

彼はビルゲイツやレディーガガに会っただけでなく、世界一の投資家であるウォーレンバフェットに会い話すことに成功している。

 

なぜ無名の大学生だったアレックスが会うことができたのか。

 まとめると3つのポイントがある。

  1. 常識から外れながらも計算に基づいた行動
  2. 指導してくれるメンターとの出会い
  3. 粘り強い交渉力 

 

 彼は、テレビ番組に出るという行動力を持ち合わせながら優勝して賞金を手に入れる。これはもちろん偶然ではない。勝率を高めるために様々なを手を打っている。このような行動は本の中で要所で表れている。

 

そして、エリオットという旅の終わりまでともにするメンターと出会う。多くの壁とぶつかるがそのたびに2人で超えてきた。

 

最後に彼には、諦めない粘り強さがあった。何度も断れ、時には怒られた。しかし、彼は夢をあきらめずに追い続けた。この粘り強さこそが、多くの成功者たちと出会えた要因である。

 

成功への抜け道

この本を読むまでは、成功し続けることが結果を出す秘訣だと信じていた。しかし、むしろ逆だ。失敗から多くのことが学べる。世界を知るには、様々な失敗をしなければならない。机にしがみついているだけではダメなんだ。

 

今からでも遅くない、世界に飛び出そう。

 

もし君が、そんな才能がないだとか、そんなお金がないだとか思っているかもしれない。しかしこれだけは覚えておいてほしい。

 

君が何者であるか決めるのは、君の能力ではなく、君の選択によって決まる。

 

マイクロソフトが大企業になれたのも、ビルゲイツが不安を押し殺しながら受話器を取って売り込んだ。彼がそう決断したからだ。

 

小さな決断によって人生は大きく変えることが出来る。

みんなの行列に加わり、ファーストドアに並ぶもの、行列から抜け出してサードドアを探しに行くのも自由だ。誰もがその選択肢を持っている。

 

自分の可能性を信じることで、可能性は大きく広がる。

さぁ、なりたい自分へと一歩ずつ選択していこう。