陽だまりの彼女が純愛すぎた
寒い日が続き人肌が恋しくなる季節だ。
そんな時に本屋さんで出会ったのがこの一冊。「陽だまりの彼女」だ。
この小説は「女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1」のキャッチフレーズで脚光を浴びた。さらに、2013年には松本潤さんと上野樹里さんの初共演で映画化もされた。
広告代理店で働く主人公の浩介。取引先に出向くと見たことがある顔がある。
「学年有数のバカ」と呼ばれていた中学の同級生の渡来真緒と出会う。驚くべきことに
バカで冴えないいじめられっ子だった彼女は、モテる出来る女性に変わっていた。
この出会いをきっかけに二人は交流を深める。しかし、彼女はある秘密を抱えていた。
あらすじとして、こんな感じである。正直めっちゃ感動した。
恋愛小説なんて話題作りで有名になっただけだろ...そう思いながら読んでいたが
読み進めれば読み進めていくほど、顔のにやけが止まらない!!
浩介と真緒の二人で愛を語るシーンや日曜の昼下がりで二人でほのぼのするシーンなど日常をリアルに切り取った描写はまるで、私生活をのぞき見するような体感だ。
また、秘密に対する伏線もあり、読み終わった後にもう一度結末を知ったうえで
見たくなるような作品である。
この作品を通して感じたことは、
生涯愛してくれる人、愛したい人を求めていることを感じることが出来た。
また、自分を高めている行為は周りに受け入れてもらえるようにしている行為だった。しかし本当は、自分の弱さ脆さ素の弱い自分を受け入れて欲しいだけだったようだ。
浩介と真緒のような関係に心からあこがれてしまった。
「陽だまりの彼女」ぜひ読んでみてください!!