【学術系】規模の経済って??
みなさんこんにちは、関です。
みなさんは「規模の経済」という単語を聞いたことがありますか?
別名スケールメリットとも呼ばれます。
簡単に説明すると、物を売るときには多ければ多いほど得だよ!!
ってやつですね。その原理を説明しようと思います。
規模の経済とは
生産量の増大に伴い、原材料や労働力に必要なコストが減少する結果、収益率が向上すること。スケールメリットを活かした企業活動を指す。(引用)コトバンク
ここで事例を交えて説明しよう!
ある自転車メーカーが一か月の生産量が10台の時、材料費は50万円
人件費などの固定費が毎月840万円かかると仮定する。
500+840= 1,340万円
次に生産量を10台から15台に増やしてみよう。
材料費は50*15=750万円、固定費は変わらず840万円
750+840=1,590万円
さて、これだけだとまだよくわかりませんね(´・ω・`)
次に合計金額(総原価)から生産台数を割り、一台の単価を計算します。
10台の場合は
1,340万円/10台=134万円
15台の場合は
1,590万円/15台=106万円!!!!
安くなってるやんけ!!!!(=゚ω゚)ノ
これの理由は、材料費は台数が増えるにつれて比例的に増えますが
固定費は変わらないので増えるにつれて減ることができます。
材料費 50万*10台=500万円 単位原価50万
50万*15台=750万円 単位原価75万
固定費 840万/10台=84万円 単位原価84万
840万/15台=56万円 単位原価56万
なぜ固定費は下げり続けれるのか?
それは機械を使用しているからです。
機械は基本的に一定量で物を作り続けます。
なので一定量の範囲内であれば動けるだけ動いた方が得なのです。
以上が「規模の経済」について説明になります(/・ω・)/